こんにちは、ちあきです。

2015年の2月からライターに、2016年2月フリーになり、もうすぐ丸6年になります。

ですが、6年経てばそこそこ良質な記事が書けるようになった……かと思えばそうでもなく。

むしろライターとして仕事を始めた当初の方がやる気に満ち溢れ、本数をたくさんこなしていたので、今よりも表現の幅とか得意ジャンルと言えるものがあったような気がします。

一時期ライターをしていなかった期間もありますが、フリーライターになってから、勉強と言えばもっぱら実践。書きたくもないジャンルの記事をたくさん書いてきました。

それって、やりたくない仕事をこなす練習にはなったけれど、私自身としてはストレスが溜まるだけでした。

 

仕事の中でもできるだけやりたいジャンルを選んでいたつもりですが、いつも書くのは楽しくなかった。

それって、自分の書きたい文章ではなかったからなんですね。

 

ライターの仕事は「クライアントが求める、読者の心に刺さる文章を書くこと」。

 

でも、そもそもライターって「仕事」なので、自分が好きな文章を書けるわけではないんです。

お金をもらって、クライアントが求める文章を書く。

好きなことを書くならブログやツイッターでやればいい。それか自分のサイトを立ち上げてそこで発信すればいい。

 

 

そのことに気付くまで、丸6年かかりました。

 

私はクライアントに「自分の好きな文章を書かせてほしい」と期待していたんです。

だから苦しかった。

経験上、企業から必要とされるライターは、素直で言うことを聞いてくれて、スピーディーで納期を遵守して、マニュアルをちゃんと読んだうえでニーズに即した文章が書ける人。

「好きなことを書きたい人」は、ライターではないんですね。

そこまで考えたとき、自分は「ライターとは言えない」「ライター失格だ」と思いました。

 

求められることだけを書き続けるのは辛い。ライターになり切れなかった私が今思うこと。

 

私は、心が折れてしまいました。クライアントが求める通りの文章をひたすら書き続けることに。

ライターなんだからそれが当たり前なんだけど、「ライターが向いていない」「クライアントの言うことに共感できない、従えない自分はライター失格だ」と思うようになってしまったのです。

ただ相性の良し悪しの問題かもしれませんが、ここまで合わないのは初めての経験で、ライターとしてちょっとだけあった自信をすべて失いました。

そして、書くことが辛くなってしまったのです。ライターになりきれなかった。

 

それでも、今もライター活動は中途半端にしていますし、完全に辞めたわけではありません。

でも、今はライター以外の道も模索してみたい。そんな気持ちでいます。

今までは「自分には書くことしかない」と思っていたけれど、実はそんなことないのかもしれない。

まだ挑戦していないだけで、もっと自分に合う仕事があるのかもしれない。

でも、何かあるたびに合わないと逃げてしまうかもしれない。

それでもいったん、ライターから自分を切り離してみるのも良いんじゃないか。

 

というわけで、今年は6年近くかぶっていたライターの皮を脱いで、新しいことにも挑戦していきたいと考えています。自分が興味あることに、夢中になる。

それが今までは書くことだったけど、ライターとしてではなく、ブロガーとして書くことに専念したい。

クライアントと、読者のためではなく、自分のために文章を残していきたい。元々、20代のライターになる前はそんな気持ちでブログを書いていて、それがすごく楽しかったんです。

でも今は、文章を書いてお金を稼ぐのが当たり前になってしまい、純粋に書くことを楽しめなくなっていました。

 

いつだったか「好きなことだからこそ仕事にしたくない。趣味のままでいい」という意見を耳にしたことがあります。フリーランスになって書くことでお金を稼ぐようになってから、その言葉の意味が分かりました。

 

今、ライターとしての自分は諦めつつありますが、人生すべてを諦めているわけではありません。

約6年ライターやってきたし、他のことに挑戦してみてもいいのかな。

もっと書くことを純粋に楽しみたいな。そんな気持ちがムクムクと湧き出てきました。

それはライターとしての自信を失った逃げからかもしれません。でも、この新たに芽生えた感情を今は大切にしちい。

ライター失格、でもいいんじゃないか。

甘い気持ちでもいいんじゃないか。

そんな人間がいたっていいんじゃないか。

まずは自分で自分を許すことから、心の内側から、ゆっくりケアしていきたいと思います。

そのうえで少しずつ書くことを楽しんで、自分のやりたいことにもチャレンジできるようになったらいいな。